
カレッジボードから、SATがすべてオンラインで実施されることが今年の1月に発表されました。以前のブログでもお知らせしましたが、今回はさらに詳しく時期や変更点など受験生が知っておくべきことについて説明します。
まず時期ですが、アメリカ国外では2023年3月からデジタルSATを受けられるようになります。それ以降、従来の年5回から7回に実施回数が増えます。アメリカでは2024年3月から実施されます。オンラインのPSATが2023年秋に実施されるので、学校で受けられる人は受けて春からのSATに備えましょう。
オンラインのSATテストは、受験生が自宅ではなく会場に行って受けます。目の不自由な人が点字のテストを受ける場合以外、ペーパーのテストは廃止されます。自分が普段使っているラップトップやタブレットを持参することになりますが、用意できない人はカレッジボードに予めリクエストすることにより会場で借りることができます。テスト前に、テストで使うデバイスにカレッジボードのディジタル・テスティング・アプリをダウンロードしておきます。もしWiFiが途中でダウンしてもテストを続行できるようになっています。また数学の全問で電卓が使えますが、テストのアプリには計算機能が搭載されていますので、電卓を忘れたとしても困りません。
時間は3時間から2時間に短縮されますが、今まで通り英数それぞれ800点満点で、スコアは従来のスコアと同等とみなされます。
この数年はテスト・オプショナルの大学が多いですが、SATのスコアを提出することによって自分の学力を客観的に判断してもらえますので、特に国外生はテストを受けて大学にスコアを提出することを勧めます。今秋からオフィシャルのデジタルSATプラクティステストがいくつかアップされるので、国外生は来年3月までにそれを全部解いてテストに慣れておくとよいでしょう。
★サトリ・カレッジ・プランニングの詳細はsatoricollegeplanning.comをご覧下さい。そのサイトから「週刊NY生活」に連載している「教育なんでも相談室」の記事(最新記事は「別の大学への編入」)も読めますし、無料相談(ファイナンシャルエイド以外)のお申し込みもできます。

↑↑↑↑↑↑をクリックして下さい。下の「拍手」のクリックもよろしく!リツイート、フェースブックの「いいね!」や「シェア」もお願いします。
スポンサーサイト