
アメリカの大学を受ける場合、コモン・アプリケーションという800以上の大学が使っている共通の願書を使う人が多いと思います。ただ、いくつかの大学はこの願書を使わず、コアリション・アプリケーション(Coalition Application)という別の共通願書だけを使用しています。(*英語ではコーリションに近い発音ですが、日本語ではコアリションと呼ぶようです。) そのため、University of Washington、University of Florida、University of Marylandに出願する人は、コアリション・アプリケーションを使用することになります。他にも、Rutgers UniversityやUniversity of Illinoisなどの大学はコモン・アプリケーションを使わず、大学専用の願書かコアリション・アプリケーションを使っているので、そのような大学に数校出願する人にはコアリション・アプリケーションの方が便利でしょう。コアリション・アプリケーションのエッセイ設問は去年と変わらず、以下から一つ選んで500~550字くらいのエッセイを書くことになります。
・Tell a story from your life, describing an experience that either demonstrates your character or helped to shape it.
・Describe a time when you made a meaningful contribution to others in which the greater good was your focus. Discuss the challenges and rewards of making your contribution.
・Has there been a time when you’ve had a long-cherished or accepted belief challenged? How did you respond? How did the challenge affect your beliefs?
・What is the hardest part of being a teenager now? What’s the best part? What advice would you give a younger sibling or friend (assuming they would listen to you)?
・Submit an essay on a topic of your choice.
アクティビティー・リストやテスト・スコアなど自分の情報をすべて記入してからでないと、出願予定のそれぞれの大学の質問を見たり答えることができません。ですから、夏休み中にこのProfileと呼ばれるセクションを記入し終えるとよいでしょう。
140の大学がコアリション・アプリケーションを使用していますが、この願書を使用できるメンバーになるには基準があります。例えば卒業生の学生ローンがないか少なく、卒業率が60%以上などという基準があり、低所得で親が大卒ではない、いわゆる低所得、第一世代(low-income, first-generation)と呼ばれる生徒にとっても環境の整った大学がメンバーになれるのです。もっと詳しいことは、以前のブログで紹介しましたので、興味のある方はそちらも読んで下さい。コモン・アプリケーションを使う場合でも、どの大学がコアリション・アプリケーションを使用しているか調べてみるのもいいかもしれません。こちらで最新の大学リストを見ることができます。
サトリ・カレッジ・プランニングの詳細はsatoricollegeplanning.comをご覧下さい。そのサイトから質問にもお答えします。

にほんブログ村
「拍手」のクリックをよろしく! フェースブックの「いいね!」や「シェア」もお願いします。
スポンサーサイト