fc2ブログ

握手

レギュラーで出願した後に面接のできる大学があります。オプショナルと書いてあると面接をしなくてもいいと思うかもしれませんが、客観的に自分をよりよく知ってもらう良い機会です。その機会を逃さないようにしましょう。

今の時期、大学のアドミッション・オフィスは大変忙しいので、面接は大学同窓生がする場合がほとんどでしょう。そのため単に自分の人柄を見てもらい、その大学に行きたいという意思表示をするために面接があると思っているかもしれません。ありのままの自分を見せればよいと思っているかもしれません。確かにエッセイの優劣だけで合否が決まらないのと同じように、面接の良し悪しだけで合否が決まるわけではありません。しかし面接は同窓生と単に会話をする場ではないのです。

私は母校のインタビュアーとして高校生を面接しています。インタビュアーは生徒の成熟度、論理的に物事が考えられるか、合格した場合入学するかといったことを念頭に、それぞれの生徒を数値で評価します。すべての大学が同じようにしているとは言いませんが、詳細にレポートを書きます。以前のブログで、推薦状を書く高校の先生は手紙を書くだけでなく、コモンアプリケーションにはその生徒の教室での態度など他の生徒と比較してどの位置にいるか16項目に渡って客観的に評価しなければいけないことをお伝えしました。先生は長い期間見ているので一回の誤った行いは許されるかもしれませんが、面接の場合わずかの間の生徒を評価します。遅刻したり、面接の後のお礼のメールを忘れるといった初歩的なミスはくれぐれもしないよう注意して下さい。

よりよい面接にするため、世の中で起こっていることに対して自分の意見を言えるよう日頃からノートをつけるのもいい方法だと思います。もしその大学を訪問していないようだったら、その理由もきちんと説明できるようにしておきましょう。なぜその大学に行きたいのか、出願した他の大学と比べてどういう点でその大学は自分にとって特別なのか理由付けできると評価が高くなるでしょう。

サトリ・カレッジ・プランニングの詳細はsatoricollegeplanning.comをご覧下さい。そのサイトから質問にもお答えします。

にほんブログ村 教育ブログ 海外教育へ
にほんブログ村

「拍手」のクリックをよろしく! フェースブックの「いいね!」や「シェア」もお願いします。
スポンサーサイト



           acceptance letter

毎年アーリーで出願した生徒の合否結果を見ると合格しやすいと実感します。ただ数校の超難関大学に関して言えば、アーリーでもかなり狭き門なのとあこがれだけで受ける人もいるので、そういう実感は持てません。

難易度が非常に高い大学には世界各国から優秀な生徒が出願しますし、親の職業や地位を考慮にいれて選ばれることもあります。その大学に席を置くスタッフやレガシー(親がその大学の卒業生)、スポーツなどある分野に秀でた人なども入れると、単に優秀な生徒が受け入られる枠は思った以上に狭くなります。そのため成績やテストスコアを統計的に見て合格枠の上部に入っているくらいでないと、アーリーで出願するメリットを有効に使えるとは言えないでしょう。あこがれの大学にどうしてもアーリーで出願したいと思う人もいますが、よく考えてアーリーディジョン(Early Decision)やシングルチョイスアーリーアクション(Single Choice Early Action)の大学を決めて下さい。もう少しランクの下の大学だったら、アーリーでの出願が生かせるかもしれません。

どの大学をアーリーで受けるか、その他相談のある方はホームページからお問い合わせ下さい。

にほんブログ村 教育ブログ 海外教育へ
にほんブログ村

「拍手」のクリックをよろしく! フェースブックの「いいね!」や「シェア」もお願いします。