
SATやACTを受けると同時に、SATサブジェクトテストも受けることを考えている人も多いと思います。英語、数学、科学、歴史、外国語の5分野で計20科目から選ぶことができます。一科目一時間800点満点で、同じ日に最高3科目まで受けることができますが、一年に一回しか受けられない科目もあるので、カレッジボードのサイトでスケジュールを確認し、いつ受けるか早めに計画を立てましょう。
ここ数年の傾向として、SATサブジェクトテストを必要としない大学が増えています。アイビーリーグの中ではコロンビア大学が今年の出願から提出が不要になりました。ただ依然としてMIT、カーネギーメロンやコーネル大学などの難関大学ではSATサブジェクトスコアの提出が義務付けられています。理系を専攻する人は、数学と科学の科目と指定している大学もあります。SATやACTのスコアはよくないけれど、SATサブジェクトテストの得意科目だと満点近くを楽にとることのできる人がいます。そういう人は、必要としない大学にも高得点のテストスコアを送るとよいでしょう。大学によってSATサブジェクトテストの取り扱いが全く異なります。例えばニューヨーク大学には、SATやACTの代わりにSATサブジェクトテスト3科目を提出することもできます。興味のある大学のテストポリシーを確認して、それに従ってSATサブジェクトテストの準備をするかどうか決めて下さい。
SATサブジェクトテストで一番よく受ける質問に、日本語のサブジェクトテストを受けるべきかどうかというのがあります。両親が日本語を話すような家庭で育っている人が高得点をとっても、ほとんど効果はないでしょう。そうは言っても受ける人がたくさんいます。その場合、2科目のスコアを提出しなければいけない大学には、他の2科目をとった上で追加で提出することをお勧めします。大学によっては日本語のスコアが良いと、入学後外国語の履修を免除されることがあります。
暗記の多い歴史などの科目は、それを習った学年末になる5月、6月に受けるのが基本です。SATを受ける人は同じ日にSATサブジェクトテストを受けることはできませんので、できればすべてのテストがジュニア(11年生)までに終わるよう勉強の計画を立てて下さい。

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