
アメリカのほとんどの学校が夏休みに入り、ボランティアやサマーキャンプなど長い夏休みにしかできないことに打ち込んでいる頃だと思います。
秋から12年生になる皆さんは、コモンアプリケーション(共通大学願書)の準備も夏休み中にスタートできるといいですね。エッセイなど準備する他に、出願する際には高校のカウンセラーや先生に推薦状を書いて送ってもらう必要があります。大抵の人は11年生の間に二人の先生にお願いしていると思います。
推薦状の内容を見ることはできませんし、先生に任せるしかないと思うかもしれませんが、推薦状を書いてもらうようお願いする時、クラスで自分の頑張った点や提出したプロジェクトの内容など先生が忘れているかもしれないことを、自分の感想も入れて書いて渡してもいいと思います。先生によっては、それを参考に推薦状を書いてくれる人もいます。
先生は推薦状を書くだけでなく、コモンアプリケーションにある質問にも答えなければなりません。今回はこの内容をお知らせします。
生徒を評価するのに、1.学業成績、2.今後の学業面での有望さ、3.書く能力、4.独創的思考力、5.優れた発言、6.先生への敬意、7.規律ある勉強習慣、8.成熟度、9.やる気、10.リーダーシップ、11.誠実さ、12.挫折への対応、13.他者への気遣い、14.自信、15.主体性、16.総合の16項目があり、それぞれに平均以下、平均、平均より上、平均よりかなり上、トップ10%、トップ5%、トップ1%(類まれな能力を持った生徒)から選んでいきます。「その生徒を評するのにどんな言葉が最初に浮かびますか?」という質問もあります。これも自分をアピールするべく、言葉を自分で考えて先生に渡してもいいと思います。
この評価方法を知って、どの先生に推薦状を頼むか考えが変わる人がいるかもしれません。いずれにせよ高校生の皆さんは、何人かの先生と授業以外でも話をするような関係を築き、自分を知ってもらうよう努力してみて下さい。

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