
高校生シニアの中には秋にSATやACTを受ける人もかなりいると思います。今回はSATやACTのスコアを大学に送る時に知っておくと役立つ情報を紹介します。
まずSATですが、Score Choice(自分の送りたいスコアを選んで各大学に送ることのできる選択)を採択しSuperscore(各科目の一番良いスコアだけを見て計算し直す)する大学がほとんどです。送りたいスコアいくつかをいっぺんに一つの大学に送る場合、$11.25かかるだけです。またレジスターの際やテストを受けた後9日間までは、四校まで無料でそのテストスコアを送ることができます。11月にSATを受けると11月下旬にはスコアを知ることができますが、前もって指定した場合、その翌日から指定した大学に送られ始めます。今年(2015年)10月3日のSATのテスト結果は10月23日以降に、11月7日の結果は11月25日以降に指定した大学に送られる予定です。
今年9月12日のACTを受けた人のテストスコアがわかるのは、9月25日から11月6日までと場所やその他の事情でずいぶん差があります。またオプショナルのWritingを受けた人は、そのスコアが出るまでComposite Scoreが出ていてもテスト結果を大学に送ることはできません。10月24日のACTのスコア結果は、11月10日から12月28日の間となっています。
ACTをSuperscoreする大学も増えてきています。ACTの場合は一回に受けたテストスコアごとに送料が一校につき$12かかります。テストを受けた翌週の木曜正午(中部時間)までに送り先の大学を指定すると四校までは無料です。
もしテスト結果を見てから大学に送る場合、レギュラーで送るとプロセスに一、二週間かかり締め切りに間に合わない場合もあるので注意が必要です。SATのラッシュ・リポーティング($31)ですとプロセス後、2営業日以内に大学に送られます。ただそれをどのように大学が受け取るかシステムの違い(受け取る頻度や電子/CD/ペーパーなど)でその後志願者のファイルにスコアが入るまでの日数が違ってきます。ACTの場合はプライオリティー・リポート($16.5)にすると、2日以内にプロセスされ休日を除き3、4日後に大学に届くそうですが、同じようにファイルにスコアが入るまで時間がかかります。
9月のACTからWritingの内容が変更になったため採点に遅れが出ているようです。ACTのサイトによると、9月のスコアを送れてない人は10月30日午後二時(中部時間)までにスコアを送る手続きをすると11月1日までに大学に届く(注ー電子送信の場合)そうです。もしそれまでに送れそうにない場合は今までで一番よかったスコアを送っておき、9月のスコアがもっとよければ後でそれを送る必要があるでしょう。その場合、低い点の方を大部分の大学は無視するだろうとしています。
上記はすべてアメリカ国内の場合ですが、いつまでのテストスコアが送れるのか、エクスプレスで送るべきかなど不明な点は、各大学のサイトで調べるか大学に直接聞いて下さい。

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