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今秋アーリー・アドミッションで志願した人たちに合否結果が出ましたので、主要大学の合格率をお知らせします。難関大学でも秋に願書を出す方が合格率がかなり高くなっています。特にアーリー・ディシジョンを実施している大学では合格者は原則として他の大学に入学できないので、その大学がどの大学よりも気に入っていて成績も良い志願者をできるだけ合格させようという傾向が続いています。その傾向に対応して志願者も年々増えています。

アマースト大学 35.5%
ブラウン大学 18.9%
コーネル大学 27.7%
ダートマス大学 27.9%
デューク大学 25%
ジョージタウン大学 14.2%
ハーバード大学 21%
ジョンズホプキンス大学 33%
MIT 8.9%
ノースウエスタン大学 32%
ペンシルバニア大学 25.3%
プリンストン大学 18.5%
スタンフォード大学 10.8%
イェール大学 15.5%
ウイリアムズ・カレッジ 43%
ベイツ・カレッジ 45%
コルゲート大学 48%
ミドルベリー・カレッジ 41.8%
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SAT の内容が変わることはブログでお知らせしましたが、実施時期が2016年春と一年延びることが発表されました。それに伴い新しい内容のPSATは前年の2015年秋に実施されます。現在アメリカの高校9年生が影響を受けることになりますね。

今回はSATで知っておくべき基本的なことをおさらいしましょう。来年前半の試験日は1月25日、3月8日、5月3日、6月7日です。テストはCritical Reading、 Mathematics、Writingからなり、3時間45分とかなり長いです。選択問題の答えを間違うと0.25点減点になり、答えを書かなければ0点です。それぞれのスコアは800点満点で、すべてが満点だと計2,400点になります。Writing にはエッセイが含まれ、1から6(最高点)という評価で二人が採点し、二人の採点の合計がスコアになりますので満点は12点です。このスコアがWritingのスコア全体の約三分の一を決めます。

SATサブジェクトテストは必要のない大学がたくさんありますが、難関大学は要求する場合がほとんどです。3月はありませんが、他はSATと同じ日に実施されます。SATと両方受けることはできませんし、サブジェクトによっては毎回実施されないことがありますので注意しましょう。ちなみに日本語は毎年11月の一回しか実施されません。何を何月に受けるか早めに計画を立てましょう。サブジェクトテストのうち、暗記の必要な科目はクラスを取った学年末に受けるのが賢明でしょう。また大学によって、11年生か12年生で受けたサブジェクトテストのスコアだけを考慮したり、外国語が母国語の場合その外国語のスコアを提出しても考慮に入れなかったりする場合がありますので、各大学のサイトで必ず詳細を確認して下さい。

SATのスコアがどうしても伸びない人は、テスト・スコア提出がオプショナルの大学もたくさんありますので、そういう大学を中心に志望大学リストを作るのも良いでしょう。スコアを提出しなくても良い大学リストがこちらで見られます。ただその場合、三科目のSATサブジェクトテスト・スコアが必要だったりと条件がついていることがありますので、これも各大学のサイトで確認して下さい。