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コモン・アプリケーションの不具合がまだすべて解決していないため、アーリー・アクションやアーリー・ディシジョンの願書受付け締切り日を延期する大学が増えています。前回お知らせした大学リストに、最近変更した大学を加えました。詳細は各大学のサイトで確認して下さい。

11月1日→11月4日:エモリー大学、スタンフォード大学
11月1日→11月5日:イエール大学、チャップマン大学、ロヨラ・メアリーマウント大学
11月1日→11月6日:ウェルズリー大学
11月1日→11月7日:ロジャー・ウィリアムズ大学
11月1日→11月8日:バーナード・カレッジ、コロンビア大学、コーネル大学、
           ダートマス大学、デューク大学、ジョンズ・ホプキンス大学、
           ルイス・アンド・クラーク・カレッジ、ノースウエスタン大学、
           ポモナ・カレッジ、パーデュー大学、サザン・メソジスト大学、
           タフツ大学、シカゴ大学、マイアミ大学、ウィリアム・アンド・
           メアリー・カレッジ、ニューヨーク大学、ブランダイズ大学、
           バトラー大学、エマーソン・カレッジ、フォードハム大学、
           バブソン・カレッジ、マリスト大学、ライス大学、ストーンヒル・
           カレッジ、テキサス・クリスチャン大学、ヴィラノバ大学、
           ノースキャロライナ大学ウィルミントン、プロビデンス・カレッジ、
           ロチェスター大学、ベロイト・カレッジ、サルヴェレジーナ大学、
           デンバー大学、タルサ大学、アサンプション・カレッジ
11月1日→11月10日:ヴァンダービルト大学
11月1日→11月11日:ジョージ・ワシントン大学、バーモント大学、ペンシルバニア大学
11月1日→11月15日:ボストン大学、ベントレー大学、フェアフィールド大学、
           ファーマン大学(ED)、モアハウス・カレッジ、
           テネシー大学ノックスビル、ニューヨーク州立大学フレドニア校、
           ニューヨーク州立大学バッファロー校
11月1日→11月20日:リンフィールド・カレッジ
11月1日→11月22日:ニューハンプシャー大学
11月1日→11月29日:ファーマン大学(EA)
11月15日→12月1日:シラキューズ大学、ニューヨーク州立大学ジェネスコ校
12月1日→12月15日:テネシー大学ノックスビル(Regular)

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コモン・アプリケーションのトラブルがすべて解消していないこともあり、下記の大学はアーリー・ディシジョン(ED)やアーリー・アクション(EA)の願書締切り日を延期しました。今後も追従する大学があると思いますので、この一ヶ月以内に願書を出す予定の人は特に各大学のウエブサイトで変更がないかこまめにチェックして下さい。

11月1日→11月4日:エモリー大学
11月1日→11月5日:イエール大学
11月1日→11月8日:バーナード・カレッジ、コロンビア大学、コーネル大学、
          ダートマス大学、デューク大学、ジョンズ・ホプキンス大学、
          ルイス・アンド・クラーク・カレッジ、ノースウエスタン大学、
          ポモナ・カレッジ、パーデュー大学、サザン・メソジスト大学、
          タフツ大学、シカゴ大学、マイアミ大学、ウィリアム・アンド・
          メアリー・カレッジ
11月1日→11月11日:ジョージ・ワシントン大学、バーモント大学
11月1日→11月15日:ボストン大学
11月15日→12月1日:シラキューズ大学

今年からコモン・アプリケーションのシステムが変わり、入れた情報が消えたり、クレジットカードの支払いがすぐできなかったりといろいろなトラブルが報告されています。

ジョージア・テクとノースキャロライナ大学チャペル・ヒルは10月15日がアーリー・アクションの出願締切り日でしたが、提出できなかった志願者のために締切り日を10月21日に延期しました。そしてコロンビア大学のアーリー・ディシジョン受け付けも、最終日を11月1日から11月8日に延期しました。

コモン・アプリケーションは今年から郵送を受け付けず、オンラインの提出のみとなりました。コモン・アプリケーションで願書を出す人は、今年は特にトラブルが多いので早めに記入して準備して下さい。コモン・アプリケーションに限らずオンラインで願書を出す場合、締め切りぎりぎりだとコンピューターが動かなくなったり停電したりと何があるかわかりません。時間の余裕を持って入念にテキストをチェックし、プリント・プリビューを印刷しておきましょう。

テクニカル・サポートのいる場合、高校のガイダンス・カウンセラーに聞かず、コモン・アプリケーションのヘルプ・デスクに直接問い合わせた方が速く確実に問題を解決できます。

アメリカの大学進学を考える場合、高校生のジュニアは最も重要な一年と言えるでしょう。学校の成績の次に大事になるのはなんといってもSAT などのテスト・スコアです。こういったテストをいつ受けたらよいか悩むジュニアも多いでしょう。今のうちに何月にSATをとるのか大体のテスト・スケジュールを考えておきましょう。そして早めに申し込み、テスト日に向けて準備をしましょう。

ジュニアになる夏休みにSATの勉強を始め、今も週に一回は勉強していて高得点の取れる自信のある人は、今年の12月に一回目のSATを受けてもいいでしょう。来年の秋に志願するいわゆるアーリー・アドミッションを希望している人は、ジュニアのうちに納得のいくテスト・スコアを出しておく必要があります。そういう人は冬休みを利用して徹底的にテスト準備し、来年1月にSATを受けることを勧めます。そこまで準備が進められないし、アーリー・アドミッションではなくレギュラーで志願する人も、3月にはぜひ一回目のSATを受けて下さい。テストを一回受けると大学をもうすぐ志願するんだという実感が強まり、テスト勉強にも身が入ると思います。

数年前までは受けたSATのスコアすべてが大学に送られたので、テストを受けるのも慎重になりジュニアの3月まで待つのが主流でした。しかし今はスコア・チョイス(Score Choice)が導入され、テスト結果の良かった回のテスト・スコアだけを送ることが可能になりました。そしてほとんどの大学はスーパースコアするようになっています。例えばある志願者が3回SATを受け、1回目はすべてのスコアが良くなかったので送るのをやめ、2回分のSATスコアを大学に送ったとしましょう。2回目のcritical reading、 writing、 mathの三つの科目がそれぞれ600点、620点、660点で総合スコアが1880点としましょう。そして3回目のそれぞれの科目のスコアが630点、600点、680点で総合スコアが1910点とします。スーパースコアというのはそれぞれの科目の一番高いスコアだけに注目して志願者のスコアとして扱うことを言います。この方法だとこの志願者の三科目のスコアは630点、620点、680点となり総合点は1930点と3回目の総合点より高くなります。

どの大学がスーパースコアするかと一目でわかるリストがこちらで見られます。SATを主催するカレッジ・ボードのサイトなので正確だと思いますが、もっと確実な情報を得たい人は各大学のサイトや直接大学に聞いたりして確認して下さい。

SATの成績が悪い場合送らなくてもよくなったので、少しだけ早目にそして少しだけ肩の力を抜いてテストを受けられるようになったと思います。ただ少数ですが、コーネル、イエール、スタンフォード、ペンシルバニア大学などでは受けたすべてのテスト・スコアを送るよう求めています。ぜひ大学の指示に従って下さい。

そして最後にSATを何度受けるべきかという質問をよく受けますが、時間が許せば何度受けることもできます。でもSATサブジェクト・テストを学年末に受けたり願書の締め切りを考えると、回数は限られてきます。またSATを二、三回受けると普通それ以降点数が伸びなくなりますし、長期間SATの勉強をし受け続けるのは精神的にも負担です。こういうことから三回が限度と言えるのではないでしょうか。コロンビア大学は志願者に二回くらいにとどめるようにと受けすぎを戒めています。たぶんコロンビア大学を受けるような人には楽々と高得点を取る能力を期待しているのでしょう。もちろんチャレンジ精神があり、もっとスコアが上がると確信している人は、勉強や他の準備もしつつトライしてもかまわないと思いますが。