fc2ブログ

大学に入る前に専攻が決まらなくても、また大学に入って専攻を変えても大丈夫?高校生のうちに、大学で何を専攻するか決めるのは容易なことではありません。理系か文系かが漠然とわかっているだけかもしれませんね。音楽やアートなどの専門大学では難しいかもしれませんが、アメリカでは、大学に入って専攻を二、三度変えるのはよくあることです。大学でいろいろなクラスをとってから決めて良いのです。

今回は、来月からオバマ大統領の首席スピーチライターになるコーディ・キーナ氏を例にお話します。キーナ氏は先日2月12日、大統領の一般教書演説を担当しましたが、注目されるようになったのは2011年のアリゾナ州トゥーソンで起きた銃乱射事件の犠牲者追悼式典で、オバマ大統領の演説を担当してからです。国民すべてを感動させ、癒しへと導いてくれるようなすばらしい演説でした。

キーナ氏は、自らが高校時代フットボールで怪我をした経験から、将来整形外科医なるつもりでイリノイ州にあるノースウエスタン大学に入学します。その後、中国語、国際関係を専攻しようとしましたが、最終的には政治学を専攻して卒業しました。

高校時代も大学時代も成長過渡期です。専攻が決まってない場合は、リベラルアーツの大学や文理両方ある学部(School of Arts and Sciencesなど)に入ることをお勧めします。いろいろな経験をし、いろいろなクラスを取って、徐々に専攻を決めていくのもありですね。
スポンサーサイト