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握手

レギュラーで出願した後に面接のできる大学があります。オプショナルと書いてあると面接をしなくてもいいと思うかもしれませんが、客観的に自分をよりよく知ってもらう良い機会です。その機会を逃さないようにしましょう。

今の時期、大学のアドミッション・オフィスは大変忙しいので、面接は大学同窓生がする場合がほとんどでしょう。そのため単に自分の人柄を見てもらい、その大学に行きたいという意思表示をするために面接があると思っているかもしれません。ありのままの自分を見せればよいと思っているかもしれません。確かにエッセイの優劣だけで合否が決まらないのと同じように、面接の良し悪しだけで合否が決まるわけではありません。しかし面接は同窓生と単に会話をする場ではないのです。

私は母校のインタビュアーとして高校生を面接しています。インタビュアーは生徒の成熟度、論理的に物事が考えられるか、合格した場合入学するかといったことを念頭に、それぞれの生徒を数値で評価します。すべての大学が同じようにしているとは言いませんが、詳細にレポートを書きます。以前のブログで、推薦状を書く高校の先生は手紙を書くだけでなく、コモンアプリケーションにはその生徒の教室での態度など他の生徒と比較してどの位置にいるか16項目に渡って客観的に評価しなければいけないことをお伝えしました。先生は長い期間見ているので一回の誤った行いは許されるかもしれませんが、面接の場合わずかの間の生徒を評価します。遅刻したり、面接の後のお礼のメールを忘れるといった初歩的なミスはくれぐれもしないよう注意して下さい。

よりよい面接にするため、世の中で起こっていることに対して自分の意見を言えるよう日頃からノートをつけるのもいい方法だと思います。もしその大学を訪問していないようだったら、その理由もきちんと説明できるようにしておきましょう。なぜその大学に行きたいのか、出願した他の大学と比べてどういう点でその大学は自分にとって特別なのか理由付けできると評価が高くなるでしょう。

サトリ・カレッジ・プランニングの詳細はsatoricollegeplanning.comをご覧下さい。そのサイトから質問にもお答えします。

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志望している大学の情報をくわしく聞いたり、自分がその大学に行きたいという意欲を示すためにも、キャンパスを訪れた時や自分の家近くで行われる面接には、臆せずトライしたいものです。面接の結果が評価される場合でも、それだけで不合格になることはめったにありません。ですから自分を知ってもらい大学のことを知るよい機会ととらえ、第一志望の大学だけでなく、願書を出す大学すべての面接の機会は逃さないようにしましょう。

まず服装は、Tシャツやスニーカーよりもう少しきちんとしたビジネスカジュアルをお勧めします。女の子の場合、細いストラップなど肌を露出する服装は避けた方が無難でしょう。相手の年齢がわからないので、カジュアルすぎるより相手よりきちんとしていた方がいいと思います。できるだけにこやかに、時間を割いてくれている面接官に感謝し、その大学に興味を持っていてぜひ行きたいという態度を示して下さい。

質問をあらかじめ用意していくのもお勧めです。大学の同窓生であれば大学時代に印象に残っていること、一番楽しかったこと、好きだったクラスなどを聞くといいでしょう。その場合、熱心に聞き入りましょう。面接の数日前からは、新聞の一面に載るような大きなニュースは知っているようにして下さい。もちろん常日頃、政治、経済などのニュースに関心を払っているといいですね。

気をつけることは、
予定の時間より早めに着く。
目を見て話す。
親は近くにいないようにする。
大学を事前によくリサーチする。
準備して暗記をしたような答え方をしない。
嘘をついたり知ったかぶりをしない。
礼儀正しく、面接の最後にはお礼を言う。
お礼と、面接で印象に残った点、その大学に入りたいという熱意を示すメールを後で送る。

「他にどの大学を受けるのか」と聞かれたら、願書提出前だったら、まだリストがすべて決まってないと明言を避けるか、提出後でも、同じランクか少し下のランクの大学を二、三言うにとどめましょう。

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