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           Test

2023−24年度の出願時にSATやACTがテスト・オプショナルの大学は多いですが、一部の大学では必須です。主な大学を下記にリストしておきます。念のため自分の出願する大学のテスト・ポリシーを大学のサイトで確認して下さい。テスト・オプショナルは多くの大学にとってコロナ禍に対応したポリシーですが、難関大学の出願者数がこれにより増加しました。大学にとっても志願者にとっても都合の良いポリシーなので、一部の大学を除いて今後もテストをオプショナルとする大学が多いと予想されています。ただし難関大学がテスト・オプショナルの場合、スコアを提出しなかった出願者と比べてスコアを提出した人の方が合格率が圧倒的に高いので、テストを受けなくてもよいと思わずにテスト勉強をして下さい。

MIT(マサチューセッツ工科大学)
ジョージタウン大学
フロリダ大学
ジョージア工科大学
ジョージア大学
フロリダ州立大学
テネシー大学

このブログの他に、「週刊NY生活」連載の「教育なんでも相談室」の記事で相談者の質問にお答えしています。最新記事は「TOEFLを受ける必要がある?」で、中学や高校で渡米した人など英語能力試験を受ける必要があるのか判断のつかない人やテストを受ける人も読んで下さい。

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    えんぴつ

コロナ感染者数が今も増加している中で、8月のSATを申し込んだ40万人の生徒のうち、実際にテストを受けられたのはその半分くらいだったようです。それ以降のSATも受けられるかどうかわからない状況ですが、約1,500の大学がテストの提出をしなくてよいというテストオプショナルの方針に変更しています。

こういったテストオプショナルの方針に切り替えた大学にテストスコアを提出しなくても本当に不利にならないかと、不安に思っている高校生も多いようです。これを受けて全米大学入学カウンセリング協会(NACAC)は、大学にテストスコアを提出しない志願者が不利にならないことを確約するよう求めました。

これに対して署名付きで確約した500以上の大学のリストを、こちらで見ることができます。アマースト・カレッジ、ポモナ・カレッジ、ハーバード大学などは、いち早く署名したことがわかります。最難関大学と呼ばれる大学の中で、プリンストン大学は署名していません(9月上旬現在)。このリストに入ってないテストオプショナルの大学を志願する人は、その大学の今後の動向に注意を払って下さい。前回のブログにプリンストン大学の今年度の入学審査方針について書きましたので、そちらも併せてお読み下さい。

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            テストの椅子           

6月30日付けのブログでお知らせしたように、新型コロナの影響で2020ー2021年度に限って大学出願にSATやACTのスコア提出をオプショナルとする大学がかなり増えています。現在のところトップ100までのリベラルアーツカレッジの85%が、そして四年制大学全体では半数以上がテストオプショナルの方針をとっています。

近年少しずつテストオプショナルの大学が増えていますが、今年だけ一時的にその方針に変えた場合でも、その後もテストオプショナルになる可能性のある大学がかなりあります。例えばタフツ大学は、今年から3年間をテストオプショナルのパイロット期間としています。またボストン大学など、今年一年のテストオプショナルを経て今後の方針を見直す大学が少なからずあります。またUCLAやUCバークレーを有するカリフォルニア大学(UC)では、2年のテストオプショナルの方針後、カリフォルニア州の高校生にはSAT/ACTのスコア提出を求めなくなります。2005年から現時点までにテストオプショナルにした大学のリストが、こちらで確認できます。

一方で、テストオプショナルにした大学には本当にテストスコアを出さなくてもいいかという質問をよく受けます。トップのリベラルアーツカレッジの多くは早い時期にテストオプショナルに変更しましたが、プリンストン大学やMIT、スタンフォード大学など難関総合大学は比較的遅くにその方針を発表しました。テストスコアは大学での成績を予想するのに役立つ指標なので、その情報がないまま合格審査をすることに慎重にならざるをえなかったのでしょう。テストスコアを提出しなくても不利になることはないという記述を大学のウエブサイトで散見しますが、難関大学では高いテストスコアを含め、自分に有利な情報を一つでも多く提示することができればやはり有利になります。特記したいのは、アイビーリーグの中で最後にテストオプショナルに変更したプリンストン大学です。今年は11月のアーリーのアドミッションをやめ、1月のレギュラーでだけ出願を受け付けます。それは志願者に時間の猶予を与え、テストスコアを含めたすべてにおいてレベルの高い内容の願書提出を望んでいるからです。テストを受けられるのであれば受けることを勧めます。でも受けられなかったりテストスコアが低ければ、提出しなくてよいと思います。大学とよくコミュニケートしたり、エッセイに力を入れるなど他のことでベストを尽くして下さい。

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                                   SAT/ACT

今回は、SATとACTの受け方や送り方で最近変わってきたことをお知らせします。

SATとACTにはエッセイのセクションがありますが、どちらもオプショナルなので希望者だけが追加料金を払ってテストを受けることができます。エッセイを要求する大学に出願するのに備え受ける人が大半です。全体で見るとエッセイの必要な大学は元々少なかったのですが、今年に入りアイビーリーグの大学などトップ大学も次々とエッセイを要求しない方針に変え、エッセイを重視しない傾向が顕著になってきています。そうは言ってもバークレーなどUCの大学は今でもエッセイを要求しますし、絶対必要ではないもののスタンフォード大学などエッセイの受験を勧める大学もありますので、難関大学を目指す人は一度は受けることをお勧めします。

SATサブジェクトテストも志願者全員に要求する大学は随分減り、コーネル大学、MIT、ハーヴィーマッド・カレッジ、カリフォルニア工科大学の4校だけです。でもエンジニアリングなどSTEM専攻希望者には、数学とサイエンスのテストを要求する大学は少なからずあります。その他の難関大学も要求はしないものの受験することを勧めているので、自信のある人は高得点の取れそうな教科のテストを受けてできることを示すことが得策でしょう。

従来、志願者はテスト結果をテスト機関であるカレッジボードかACTから出願する大学に送らなければなりませんでしたが、願書に自分でスコアを入れればわざわざお金を払って送らなくてもよい大学が増えています。何校にも送るとかなりの出費になりますので、歓迎したい変更です。ただ入学する大学には、テスト機関から正式にテスト結果を送る必要があります。もし出願時に虚偽のテスト結果を申告していたのがわかると、入学を取り消される可能性もあります。

上記のような変化には、高校生のテストの重圧を減らしたりテストにかかる費用の負担を軽くしたり、テスト回数の少ない海外からの志願者に配慮しようという意図が見られます。その結果、より多くの志願者がテストの方針で今まで出願できなかったような大学にも出願すると見込まれています。

テスト方針に関しては、各大学のサイトでよく確認して間違いのないようにして下さい。方針が海外からの志願者と国内からとでは違うこともあります。

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                    SATかACT

アメリカの大学進学準備と言えば、SATを真っ先に思い浮かべる人も多いと思います。ところが2017年度卒業生の内、ACTを受けた人は203万人、SATを受けた人は180万人と数の上ではACTの方が人気のテストになっています。


アメリカの大学はSATでもACTでもどちらでも受け付けます。友達がSATを受けるからというような理由でSATを受けるのではなく、どちらが自分に合っているかスコアがより高く取れるテストの準備をして受験することをお勧めします。


新しくなったSATは、難解な単語がなくなり間違えても減点にならなくなった点で、ACTにより近くなりました。でもそれぞれに特徴がありますので、ここで簡単に紹介しておきます。両方とも所要時間は約3時間ですが、ACTの方が問題数が数学で60問と多く、スピーディーに質問に答える必要があります。英語の文章はSATが大学1年生レベルくらいのものも含まれており、ACTより難易度が高いと言えます。数学では、SATは電卓の使用を禁じられている問題や自分で答えを出す問題もあります。ACTは全体にSATよりレベルの高い問題が多いですが、電卓をいつでも使用することができ、全て選択肢問題です。またACTにはサイエンスのセクションがあります。


上記に書いた点を考慮してSATかACTを選ぶこともできますが、早い時期にSATとACTのプレテストのような存在のPSATとPreACTを受け、どちらが解きやすいか比較して決めることもできます。またKaplanなど大手塾では、両方のテストを比較できるテストを常時無料で実施してます。本やオンラインでACTとSATの過去の問題を解いてどちらのテストスコアが高いか比較しても良いでしょう。こちらのSATとACTのスコア比較表もご利用下さい。


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8月、9月はアメリカやインターナショナルスクールに通っている人にとっては新しい学年の始まりになります。9月や10月にSATやACTを受ける人はその勉強に拍車のかかる時期だと思います。


アメリカの大学はSATでもACTでもどちらでも受け付けます。どちらを受ければ有利ということはありませんので、高い得点がとれる方のテストに集中して勉強することをお勧めします。過去問題を解き採点し比較したり、KaplanやPrinceton Reviewなどが無料で実施している両方のテストを受けその判定結果から、どちらのテストが自分に向いているか見極めましょう。


目ざす大学に合格するためにはどれくらいのSATスコアが必要かを調べる時、そのスコアはまだ古いSATスコアを元にしている場合がほとんどです。また新、旧両方のSATを受けた人もたくさんいると思います。そういう人達のために新旧のSATスコア及びACTスコア総合点を比較できる表を作りましたので、ご利用下さい。カレッジボードのサイトでは、自分が受けた各科目のスコアを新か旧のSATスコアに変換することができます。SATを受けたことのある人はそのサイトで正確なスコアを出して下さい。


<旧SAT 新SAT ACTの比較表>


 旧SAT (600-2400) 新SAT(400-1600)      ACT (11-36)


    2390-2400 1600 36


   2300-2380 1560-1590 35


   2210-2290 1520-1550 34


   2140-2200 1490-1510 33


   2070-2130 1450-1480 32


   2020-2060 1420-1440 31


   1970-2010 1390-1410 30


   1900-1960 1350-1380 29


   1840-1890 1310-1340 28


   1790-1830 1280-1300 27


   1730-1780 1240-1270 26


   1660-1720 1200-1230 25


   1600-1650 1160-1190 24


   1560-1590 1130-1150 23



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